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2014年9月28日 (日)

The 5th International Urban Sketching Symposiumに参加して来ました−7

この日も早朝スケッチに出かけ、昨日描きかけていたCasa da Culturaからの景色を仕上げた。

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ホテルに戻り、朝食を摂った。
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このホテルの一階スペースは夜はレストランとバーになっていて、いつも気になっていたのに、夜23時を過ぎて戻ると閉まっているので、ホテル内に戻るのに合鍵でドアを開けて戻らなくてはならなかったので、この日こそはぜひここのBarで飲んでやるぞと心に決めた。そして午前中のworkshopを受けにまたCasa da Culturaに向かった。この日はNorberto Dorantesの:Line Flow/Live Spotと題されたWorkshop Iをとった。
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彼の作品も大好きで、昨年のBarcelonaのsymposiumでは会う事は出来ても彼のクラスをとる事は出来なかったので、今回とても楽しみにしていた。
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また、このクラスには前日のデモで知り合えたCarlosも参加していて、この後、昼食を一緒でき、次の日に向かうSάo Pauloのことについても色々と話を聞かせてもらえた。
さて、このworkshopでは、まず最初に一つの対象物をペンで描くのに、ペン先を紙からはなさず、繋がった一本の線で描けというものだった。暗い部分は、ハッチングを使わずに、ジグザグと繋がった一本の線の行きつ戻りつする事で表現する事。これを行ったとき、自分がいつもより対象物を丁寧に観察出来ている事に気づいた。いつもなら、全体の比率、プロポーションに先に気を使い、大きく捉えてから、細部を描き加える方法をとっているし、その方が失敗がないのは解った上で、しかし、この一本線画法の場合、プロポーションの狂いはあっても、つなげて描く事で、ついちょっと前に描いた部分の距離感が手に残っているまま次のパートへと移行するので、ペン先を離して毎度新しい線で描く時と何かリズムも変わり、線の暴れを抑え、よりコントロールして描くように自分を律しているようだ。
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次に、前景にあるオブジェクトを描いた後、その物体から繋がって見える背景をその物体から繋がっている部分から描くというドリルを行った。
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さらに、このレッスンで、物そのものから隣り合ったその向こうに見える空間にある形を順に追いかけて行くので、いわゆるネガティブスペースと、手前の物体との関係に目を凝らしてみるようになり、なおかつ繋がった線が、全体に描くスピードと線の統一感も与えている事に気づいた。そして、あるUrban Sketchersのペンでスケッチする人たちの作品がある独特なタッチの描き方をされていて、実はこの方法を取り入れている部分があるからだとも気づいた。
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講評会の様子。
さらに、今度はこの一本線画法の線画に、少なめの色数で、着彩して仕上げると言う課題が出された。
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描いたのがこれ。いつもの自分の作品には無かった新しい表情が生まれ、とても気に入った。
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盛り上がる講評会の様子。参加者の多くが色々な国からきているので、英語で会話する中、互いにうまい表現が見つからないとき、あ、こう言いたいんでしょみたいな助け合いがあったり、言葉がそんなに出来なくても劣等感を感じないで済むのは、こういう多国籍の集まりの良さ。
午後は、kiah Kieanのdemo D4:Black and White Paratyを前半の一時間のみ見学した。
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スライドでの紹介。
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実際の作品やスケッチの画材(chinese inkと削った小枝)の紹介。
この後、実際にその道具を使って外でスケッチをするという参加型デモだったけれど後半は私のデモの時間とかぶっていたのでここで私は抜けた。
私の2度目のdemoでまた参加者とChafariz Squareに移動。
今回は、一回り小さめのスケッチブックを使用。解説よりも仕上げの完成度を重視して、ちょっと話を少なめにしてみた。羽織は暑くなったのと、実用的でなかったので、この日は着るのをやめた。
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広場では、屋外のテーブルで4人の男性達がチェスかなにかしていたので、彼らを含めての公園の一角を描写した。座っていた白い椅子は水彩だけで描くときはかなりトリッキーだけれど、あまり現実の固有色に捕われずに、しかし印象はあまり大きく変わらない程度に明度に気を配って、特に光が何処に強くあたっていて、何処がこの絵のなかで一番明るいのか(この場合は人物の後ろの白壁にした)等を解説しながら仕上げた。この4人が描いている間、ずっとそこにいてくれて良かった。
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写真はCanadaのMarc Holmes の奥様に撮ってもらった。(彼はWorkshop L: Tea, Milk and Honeyのインストラクターで、今回も彼のworkshopをとれなかったのは残念)左端の通行人の様子と微妙な顔の表情の変化に注目。実は前日よりもこの日の方がちょっと緊張した。というのも前日の反省も含め、自分で自分にさらなる完成度upを課してハードルを上げていたのと、Marc、パリのMartine、ワシントンのJoel、そしてCarlosも来てくれていたので (^0^)v
その後はOpen Sketchwalkの時間。16:30から18:00までMatriz Squareに繰り出した大勢のスケッチャーが一斉にスケッチしている中、そこでナポリのSimoに会い、2人で川縁まで出かけ、少し静かな場所でsilent auction のためにスケッチした。
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この絵はUrban Sketchersの団体に寄付し、この後のclosing party 中にsilent auctionにかけられ、売り上げは次回のSymposium 等の活動のための資金にされる。(嬉しい事に、この絵の持ち主になってくれたのは、一緒に船でクルージングに行ったMariliaだった。)わずかでも、企画、運営、すべてがボランティアでなされるこのイベントがさらに続く手助けになったら嬉しいとおもう。
closing partyではスープやおつまみ、お菓子、ドリンク類が振る舞われ、立食でしばし歓談したものの、symposiumも今夜でおしまいだというアナウンスを聞くまでのあと30分を立って待っていられず、近場にいた知り合い数名に先に帰ると告げ、hotelに一足早く戻った。(その前に一件、アイスクリーム屋さんに寄って、ジェラートを食べたっけ)
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ホテルのバーで飲み納めのcaipirinha。バーテンダーは(チリだったか)別の南米の国から、世界を見たくて来たと、住み込みでこのホテルで働いていると言っていた。まだカクテルの作り方を習ったばかりの様で、パッションフルーツを二つ割りにしようとナイフを刺したら思い切り中身がブシュッとつぶれて果汁が吹き出したので、それを見て笑ってしまった。ナイフの先を見ながら変だなという顔した彼に先輩の従業員が来て、水平に切ろうとしないで、始めは刃先を上から差し込んで、刺さったら切り開くんだと教えていた。それから、ここでは日本酒を使ったカクテルもあるんだと教わった。それで、それなら即興で、日本酒と地元のCachaçaをミックスしてパッションフルーツ味のカクテルを作れないかと聞いてみたら、作ってくれた。
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こんなのは作った事ないよと言われ(そりゃそうだろうね)ならば、新メニューに加えてもいいよ、Crazy Japaneseとでも名付けて、と応えた。外ではこの日からマリアさまを祝うお祭りが始まり、広場には多くの屋台が出ていて夜中の一時まで音楽が聞こえ、ちょっと覗きに行って見たい気持ちもあったけれど、次の日も朝早くチェックアウトして、Sάo Pauloに向かうんだから、無理するのはやめて休まなきゃ、と自分に言い聞かせ、部屋に戻った。(しかしこの夜もなかなか眠れず)

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