この日は朝から自由行動で、Mall of Emiratesに行って見た。営業開始時間は10:00から、でもモール自体には9:30でも入れた。開店準備する人たちの様子を見つつ、まだお客のいない広い店内を歩き回り、この場所を回ってみるだけでもかなりの良い運動になりそうだ。ある時計店の前に居た人に声をかけてみた。お店のマネージャーさんか、店主さんか、他の場所にも数店店舗があり、その日すべての店を見て歩くと言っていた。よその店では黒装束の現地の人が開店前の店内にいて、そのお店のエラい人なのか、はたまたお得意さんで、開店前にゆっくり優待でお買い物かと勝手に想像。おおよそ回った後で、開いていたコーヒー店で一休みがてら店舗内スケッチ。
何しろ広い、ゴージャス、Dubai Mallとならんで、現地の方を側で見かけることができるスポット。
このモールに併設されている屋内スキー場。
売られている宝石のたぐいも、まるで美術館の展示品のよう。
持って行った安物のサングラスが壊れたので一件のお店に入った。
どんな物、いくらのご予算で?と聞かれ、リーズナブルなのをと見繕ってもらった中でやはりちょいと予算オーバーの方が気に入りそっちにした。かっこいいお兄さんに見立ててもらい気に入ったデザインで、気分よく購入。その後、かわいい下着店にも入り、話しやすいフィリピン人の店員さんがいて、サイズも丁寧に測りながら合う物をみつけられたのでget。
お昼はBurj Al Arabでビュッフェランチを予約していたので、タクシーで向かった。七つ星ホテルと呼ばれる(しかし実際は星は5つ以上はないという)このホテルには泊まることこそできないけれど、ランチなら手が届くのでこの機会に行って見た。(日本で人様の結婚式にお呼ばれされたと思えば、自分のためのこういう出費ならそんなにひどく痛くないかなと)
タクシーから向かう途中の景色。
運転手さんはパキスタン出身。この国に稼ぎに来たけど、どうもこの国は金儲けばかりで、自分の国の方が好きだとか。
ゲートで予約ナンバーを言わないと敷地に入れない。確実にお金を落として行く客しか入れません。
エントランスのいきなりばかでかい変わった照明デザイン。明かりが着いていたらさぞかし派手でしょう。
予約の時間まで、このソファに腰掛けたり、トイレに行ったり、使える施設はとりあえず行って見て使ってみる。
さすが、ビュッフェランチといっても長蛇の列で早く行ってよ、なんて他の客の後をいらついて待つなんてことはなく、時間差等うまく配慮されていて、ゆったりと自分のためだけに用意されているかと思えそうなくらい気分よく回ってお料理を取っていけた。
お一人さまでも楽しめるよう、景観の良い、他の客に煩わされないテーブルを用意してくれていた。
お料理の品数はそれは多く、すべてを食べる事はできないほど、それでもオードブル、魚介、肉等、デザート(お菓子)、デザート(フルーツ)の5回、毎度お皿がそこそこ埋まるまで盛っては食べた。大きな瓶に小さく丸いチーズのような、サワークリームを丸くしたようなのが瓶詰めになっているのがあり、一つ取り出そうと蓋を持ち上げたら、お店の方(支配人風)がお取りしましょうと、お皿に取り分けてくれた。ハンサムな紳士に親切にされたのでテンション上げ上げ。
もうお腹がいっぱい。レストランでスケッチをした物かどうか、しかし今回毎度アラブ料理を食べたけれど、とうとう一度もお料理を描かなかった。というより、食べる事に専念したかった。ホテルを出たけれど、しばらくはその敷地内に残り、名残惜しんでそこから対岸に見える、これまたお高いJumeirah Beach Hotelをスケッチ。
この日、この時間から、日射しはぐっと強くなり気温も上がり、さっそくサングラスを着けて輝く夢の国のひと時を描きなぐった。描いていたら、そこに台湾から観光で来たという人たちが集まって来て、その絵をみて褒めてくれ、ちょっといい思い出になった。
さらに、帰り際、振り返って見えるそそり立つBruj Al Arabの真っ青な空に映える姿をスケッチ。この時も、フランスから来たという船旅の最中というカップルと少し話をし、これもまた1人で歩いてスケッチしてる時ならではの出会い。
帰りのタクシーでは、アラブの国の出身というドライバーさんに、歳はいくつだ、自分はバツイチで、でも家があり、嫁さん募集中だと言われたのですが・・・グッドラックと返事するしか・・16:00過ぎには集合してバスでAbu Dhabiの空港へ向かい、帰路へ。
またいつか行って見たいと思う。
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