The 5th International Urban Sketching Symposiumに参加して来ました−8
Paratyを去る朝、やはり早朝スケッチに出かけた。ホテル前の公園から見えるホテルの景色。すっかり大好きになった街、Paraty。
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Paratyを去る朝、やはり早朝スケッチに出かけた。ホテル前の公園から見えるホテルの景色。すっかり大好きになった街、Paraty。
この日も早朝スケッチに出かけ、昨日描きかけていたCasa da Culturaからの景色を仕上げた。
この日も早朝スケッチしに朝食前にCasa da Cultura前に行って、カラーペンで団扇にスケッチを描き始めたけれど、時間が足らず、途中で一旦ホテルに戻った。そして朝食を摂った。
いよいよこの日からSymposiumのworkshop, sketch walk, demo, lecture など3日にわたるスケッチずくめの3日が始まった。時差ぼけと不眠症で、夜にcaipirinhaを飲んで速攻で眠りについても夜中1時、2時には目が覚め、そのまま7時頃まで寝れない。6時半頃からか、様々な鳥の声が一斉に聞こえ始め、豊かな自然のすぐ側にいるんだなと感じる。そのまま起床。こんな状態が続き常に寝不足の毎日なのは、symposiumに参加する度、毎度の事でいた仕方なく、それでも限りある時間を有効に使いたいので7時から8時までの一時間またdemoの練習がてら早朝スケッチしに出かけた。
Symposium 初日のこの日は夕方からのcheck in とwelcome receptionのみだったので、それまでの時間は自由時間だったので、何処かを描きに行って、demo の練習でもしようと考えていたけれど、hotelを出た所で数名のスケッチャー達が集まって海へ向かっていたので、何処に行くのか尋ねたら、これから船に乗ってクルージングするというのでならばとついて行く事にした。今回の旅で本当に思う事は、色々な場面で多くのスケッチャーと交流出来た事。すんなりグループに紛れ込んで、食事に行ったり出来た。おおらかな土地の雰囲気のおかげもあったかもしれない。スケッチャー同士という安心感、family的一体感が知らない同士でも打ち解けさせた。グループの誰かが船着き場の船長と、人数がこの程度いるから3時間のクルーズで、一人当たりいくら支払えば良いか等、交渉してくれた。
カラフルな船が並ぶ港。
港のワンコもフレンドリー。後ろに見える船に乗船。
若くてかっこ良くて親切な船長さん。
船の上で早速スケッチ会。
いくつかのビーチを巡り...。
船を停泊させた所から、水着を着ていた人たちは船から泳いで島/ビーチに渡ったので、絵の中の左端の人物はこの時いなくなり、その時点でこのスケッチ画は終了。
水着を着ていなかった私は船長さんに小さなボートで連れて行ってもらったので、服を濡らさずに島に到着(^0^)
このビーチでも人なつこいワンコ達がお出迎え。
おもしろい鳥達...
地ビール...
船と船長さん。しばらく背中でポーズしてくれていました。
曇りで、日射しが強くなかったのでひどく日焼けもせず、気持ちいいクルージングのスケッチ会でした。
クルージングから戻ると、道路は満ち潮のため海水で満ち、もう少し陽がさしていたなら写り込みがさらに美しく見えたでしょう、この土地ならではのある瞬間の光景。
海から遠ざかるともう、海水は届かず地面は乾いていました。
receptionの前に、まだ時間があったので、前日Robertoから聞いた川沿いの景色を描きに行って見ました。
橋の上からの景色。
川の対岸にカラフルなホテルらしき建物があり、demoで与えられる時間とおなじく一時間で
描いてみる事に。
たっぷり描くだけに一時間を使ってしまったけれど、demoなら集合場所からの移動、説明、作画、さらに帰りの移動の時間も含めての一時間になるので、もっと早描きしなければいけないと理解する。
そして、その後welcome receptionの会場のCasa de Culturaに行き、最初にworkshopやdemo、lecture等担当するインストラクターとオーガナイザーのみのミーティングがあり、その後参加者、インストラクター、オーガナイザー、スポンサーその他みんなが集合し、3日間のSymposiumを共に過ごす物同士、顔合わせしました。
その日の夜はシンガポールのTiaとご主人、マレーシアのKiah Kiean、ルクセンブルクのBéliza、パリのDelphine、シアトルのStephanieのグループと食事を一緒させてもらった。鶏肉、牛肉、魚のプレートをどーんと出され、それをシェア。それからこの日から毎晩いただいたCaipirinha.
Rio de Janeiroのバス停までどうやってたどり着いたか、今となっては記憶に残っていない!バスのチケットもNinaにあらかじめ予約しておいてもらったので気持ちがすっかり安心していた。(それと、寝不足で頭が回っていなかった)バス停留所でsymposiumに参加する仲間と合流。Symposium committee の一員でこのイベントを開催するのに奮闘して来たドミニカから来たOrling, Urban Sketchersのcorrespondentでスウェーデンから来たNina,ドイツから来たMiliam,リオデジャネイロ出身のKarinaとNathaliaと私の6名が合流。飛行機の乗り継ぎに加え、Paratyまでの6時間のバスの旅が今回のsymposiumの特殊性を感じさせるものだった。参加者は目的地にたどり着くまで直行ではなく、どこかしらで一泊してからさらに長時間の移動が入るという試練を経る。それもまた絆を強くする物でした。
Rio de janeiroに到着したのが午後2時半過ぎ。入国審査、手荷物受け取り後、3時をまわっていよいよホテルに向かうため、空港内にあるタクシー会社のカウンターへ向かった。(流しのタクシーより、目的地に応じた料金前払い制のシステムのこっちの方が安全とガイドブックにもあったので)空港から遠い、浜辺の側のホテルを予約していたので日本円でほぼ6000円程度の料金を先に支払った。カウンターでは若くてハンサムで英語のできる男性が側に付き添い、その後タクシーのトランクまでスーツケースを運んでくれた。この人はドライバーではなかった。そして、トランクにスーツケースを入れてくれて、私がタクシーに乗り込んだ所で、チップに20レアルくれと言い出した。(日本円でほぼ1000円)おい、スーツケースをちょっとばかり運んだだけじゃん、それで20レアルのチップだと?
昨年に続き、Urban Sketchers 主催のイベント、Urban Sketching Symposium が、今年はBrazil のParatyで8月27日から30日まで開催され、初めての南米渡航してきました。
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