スケッチ、スケッチ sketch! 4日間のスケッチイベントその4
イベント最終日は新宿御苑にて普通に集まり、個人が好きなように自分のスケッチに専念するという形で、ゆるい、スケッチ会をしました。お天気で思ったより暖かかったので、当初の予定の13時から15時と短時間に制限しなくてもよかったなあと後になり思いました。
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イベント最終日は新宿御苑にて普通に集まり、個人が好きなように自分のスケッチに専念するという形で、ゆるい、スケッチ会をしました。お天気で思ったより暖かかったので、当初の予定の13時から15時と短時間に制限しなくてもよかったなあと後になり思いました。
この日は千葉大学園芸学部の講堂を使わせていただいてのパネルディスカッションがありました。まず最初はMariaさんがなぜスケッチを始めたのか、日本の大学に来て生活する上でスケッチを続けること、地域のアクティビティーに参加することとスケッチが結びついたこと、ほかに日本でスケッチする会はないかと探してUrban Sketchers Japanにたどり着いたこと、さらにAsia-Linkのイベントに参加してUSKのボードメンバーとの親交もでき、学びの分野とスケッチとをリサーチの観点から結びつけることができ、今回のイベントを企画運営するに至った経緯など語ってくれました。さらにパネルとしてマレーシアのクチンから来ていたPeggy、ニューヨークから来たRichard、ポルトガルから来たMario、そして千葉大学の木下先生、それぞれがスケッチがどんなことに結びついて行くかといったそれぞれの分野での体験を語ってくれました。実はこの日、通訳(英ー日)をしてくれないかとMariaさんより打診されたのですが、いやいや、自分か聞き取るのも精一杯。まるでお役に立てませんでした!ソフィーさんというやはり千葉大学の学生さんで、今回のイベントで英ー日、日ー英の通訳ボランティアをしてくれていた人がいてくれたおかげでとても助かりました。そんな、土壇場でやって見てできない体験も今後の課題として、貴重な体験となりました。
Mariaさんが黒板に話されていることのキーワードをメモしてくれて、最後に要約として順を追っておさらいの解説をしてくれました。素晴らしい!
自分は通訳もできないし、スケッチもせずじまいでしたが、隣の席ではスケッチ仲間の直子さんが素敵にパネラーの様子をスケッチ画に残していました。
2日目は園芸学部のMariaさんの提案するWorkshopで、町歩きしながら景色をスケッチするのですが、リサーチの研究素材にするという目的を持ったスケッチは描き方も先日のRichard Almarのスタイルをさらにアレンジしたもので、 岩瀬自治会館のある通りの6箇所のポイントで、道の右端に立っては左に見える様子を描き、反対の左端に立っては、向かい側の右の景色を描くというルールでした。これは、どちらかの景色だけを描くこと、あるいは道なりに構図を構えることはしたことがあっても、両サイドの景色を対で描くことがなかったので、とてもシンプルですが、その街を分解しながら分析するような作業で、やって見ると目からウロコが取れるような新鮮な気付きがありました。まるで、普段使っているコインの裏表など気にもせずにいたものを、あらためて両面に何が描かれているのかを再調査するような感覚でした。
先日お知らせしたイベント、“スケッチ、スケッチ Sketch!”(実はこれがwebやチラシにタイトルとして書かれていたので単にこう呼んでいます)が無事4日間お天気にも恵まれて開催することができました。留学生のマリアさんの行動力、企画力、コミュニケーション能力の素晴らしいこと!(それからマリアさんのパートナーのチャーリーさんの協力もあって)初めてのUSK executive board membersと千葉大学園芸学部活、松戸市文化観光課、松戸市岩瀬自治会をつないで一つ一つが短時間でも実りある時間、経験となりました。
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