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この日、それほど暑くなく、お天気に恵まれ、総勢15名が参加したWorkshopは無事に午前と午後の2回開催できました。
もし雨になったり、風が強かったり、真夏日になったらどうしようかと内心数日はヒヤヒヤしていましたが、日焼けもあまりせず、いい感じに光と陰がランドマークタワーに現れて、皆さんのスケッチ画が迫力のある絵になりました。
今回の教室はUrban Sketchersの正式な認証を受けてのもので、告知もinternationalブログやインスタグラムで行っていただき、実情は参加者のほとんどが(今回は)うちの生徒さんだったのですが、海外の方(海外から来ていて、あるいは来る予定で参加したいという方も数名いらっしゃいました。しかしそのかたたちは諸事情のため最終的に不参加でしたが。)そんな中で、仙台から駆けつけて参加してくださった方もいて、嬉しい驚きでした。
Wink して鉛筆の柄を物差しにして、常に比率に気を配りできるだけ正確な配置を描き起こすことと、Squint して明暗の対比に気を配りながら、三原色の配合、溶き具合、重ね具合をコントロールしてあらゆる色味とトーンを使い分けるようにする。
これはあくまで導入で、これらが身についたなら、これらを応用してもっと大胆な構図にするのも自分の意のままに、意図して作り上げる見せ場や効果の作り方が楽になるのではないかと思います。
スケッチ仲間のErikoさん、Naokoさんにも駆けつけてもらい、この日の様子の写真や動画を撮っていただきました。
このスケッチはErikoさん作。現場の雰囲気がよく出てますね。
動画はこちら
桜彩会ではまた今度の横浜でのWorkshopの練習も兼ねて、3原色使いでのスケッチ会をしました。下地塗りにはチューブから出した色のままの混ぜない絵の具から先に塗り、徐々に混色して作る色味を足してゆき、時々パレットの古い混ぜ色を掃除して、常にパートごとに混ぜる比率を変えた新しい色を作りながら重ねます。また、同じ色同士を重ねることでできる色味に対し、下地の色と対比する色味の絵の具を重ねることで表現する濃さの変化、暗みの出し方など、多分いつもなんとなくやっていることも、あらためて理屈を説明しながら効果を見てもらいました。
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令和初スケッチ会は戸越銀座。行ったのも初。ノスタルジックな商店街は散策していても楽しい。狭い路地で、さて、どういう描き方がいいだろうかと、あれやこれや試してみたくなり、最初に入ったお好み焼きやさんでは絵の具の色だしのためしがきした紙切れにざっくりとペンで描いてみた。次に、万年筆(耐水性ではないインク)を使って、線画を描き、後から水彩で多少の色付けと、滲みを使った陰影表現を試みてみた。次は、水彩で色面だけざっくりと追いかけ、そのあとにブラシペンの太いラインで描き込んでみた。最後はDrink &Drawの時間、いつものようにいきなり水彩のなぐりがきスケッチ。今回も参加者が大勢で(新しく参加した人、馴染みの人、海外から来た人)様々な作風、視点が見られた会になりました。
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