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今年最後のUSK Japan主催のスケッチ会は丸の内界隈で行いました。
午前中、新丸ビルのテラスから東京駅を描こう、とみんなが寒さの中頑張っておる頃、私は午前中水彩クラス(こちらも今年最後)に出ていたので、東京駅はかけませんでしたが、この日はSingaporeから来ていたPaul Wangが参加していたので、みんな彼の使うダニエルスミスの水彩絵の具の綺麗さに魅了され、絵の具を試させてもらったりして、かなりハイテンションな会になりました。普段のようにあちこちに散らばらずにみんなでほぼ近くにいて描いたことで、描いている手元や段取りが見られたのもこの場所でスケッチ会をしてよかった点でもあります。
ランチの後、今度は三菱一号館美術館の中庭に集まって、その景色を(自分はやはりFaber-Castell製品を使って)描きました。Paulの横に陣取って、彼の手元をしっかりと見せてもらいつつ、夕暮れ近くまでに2枚描いてみました。
本当に今年は大勢のスケッチ仲間と群れて描いた年でした。
USK Japanの定例会とは別に、リクエストに答えてランダムスケッチ会として神楽坂に集まり、今回もまた国際色豊かで多彩な仲間が集まりました。今年2度目の神楽坂。面白い地形、建物、お店があり、落ち着いた雰囲気もあり、お天気も寒すぎず、風もなくいいスケッチ日和でした。フランスからスケッチ旅行できていたVincentの作風がとても素敵で、できたら描いているところを見ていたいところでしたが、狭い路地が多いので、グループでまとまってもいられず、皆バラバラにあちこちに散らばって、それぞれが見つけたスケッチポイントを描きました。自分はFaber-Castellの水彩マーカー、水彩色鉛筆、ピットペンのみ使って描くことにして、細い路地に腰を下ろし描いた最初のスケッチは思うようにパースが描けていなかったのですが、画材の扱いにはやや慣れてきたという手応えを感じることができました。2枚目のスケッチは縦長に見開きページを使って描いたのですが、スケッチブックが大きいのと、立って描いていたのとで、なかなかしんどい体勢でした。色の描き込みは諦め、ややラフな陰影をスパッタリングでつけた後にピットペンの線描きでディテールを入れる程度に留めました。
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