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雨天だったため、いつもより人が集まらなかった分リラックスできたこの会は上野公園で集合し、それぞれが好きな場所にばらけてスケッチするスタイルで行いました。久しぶりに動物園に行った私は大型の鳥たちばかりを描いてみました。小雨になったものの、ケージの中で、じっと止まり木の上でたたずんでいるダルマわしは、ガタガタと震えていてとても寒そうにしていました。巣に戻れば雨を凌げただろうに。小鳥たちは寒さの中でもよく電線でじっとしていたりしますが、我慢するもの、と思うのかしら。大型の鳥たちの動きは小型の鳥よりゆっくりだし、身近な動物に似た愛嬌、感情移入したくなる存在感があり、あんな風にそばに居て観察できるのは嬉しい限りですが、一方で、あんなに立派な翼をもち、まるでマッチョなアスリートのような体格をした空の覇者たちがその実力を存分に発揮できない環境に置かれていることがやはり哀れに感じました。ドッグランではないですが、鳥が飛んで体を思い切り動かすことができるスペースを与えてあげられないものかな、なんてことをふと思いました。大事に飼育されていて、健康管理も万全でしょう。しかし、何か退屈しのぎのチャンスもあげたいな、と思うのでした。そばでスケッチしている自分の様子をあちらも観察していたかな、なんて思うような、しばし目が合うチャンスが何度もあり、コミュニケーションはできないけど、友達になりたいと感じます。
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