人物画の回、モデルになりつつ、もっとこうかなーって指導する

プロのモデルさんを呼べない時は大抵自分がポーズして（15分）皆さんの進捗を見回って（5分）またポーズして、というのを時間いっぱい繰り返して、なるべくその日中に一枚仕上げてもらうようにしています。

分身がいっぱい。同じモデルを見てもそれぞれの視点で、どう攻略するか。描き順や色の乗せるタイミングなど、それぞれのやり方をやってもらい、あえて自分の画法は踏襲してもらいません。表現の幅は各人の数あり、皆さんのやっちまった体験やうまくいったの部分をクラスで共有することがこのクラスの財産だと思うので、いっぱい試していっぱい失敗もして欲しい。

そんなクラスです。

電車内、ある日のヒーロー

乗り合わせた車両で、立っていた人が突然床に倒れた。

何事？振り返ってみる人たち。その人は起き上がらない。意識がない？

一人の若い男の人が声をかけてあげながらしゃがみ込んで対応し始めた。

非常ボタンを押してください。声に応え、車両の連結部付近の人がボタンを押した。

それからしばらく最寄りの停車駅まで電車が走っていく中、倒れた人が起き上がることができて、一旦座席に着いた。

駅に着くと、すぐに駅員が現れ、その人を車外へ誘導していった。

それからしばらくその駅で電車が停車し続ける中、落ちていたハンカチを見つけ、多分倒れた人のものだろうと届けたのもその若い人。

こんなエピソードがあった、電車内の一場面。記録に残したくて久々に車内スケッチ。