ペットの目の病気

2012年7月 5日 (木)

猫のぶどう膜炎その21 もしや全身性エリトマトーデスだったのか

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22日の退院のあと、家に戻ったごるびーがあまりに具合悪そうだったので、翌日別の動物病院に電話して、それまでのこと、再入院で急性腎不全(らしき症状)が数値の上では良くなっているが白血球が極端に下がっている事等を話してみると、それは敗血症がおきている可能性があり、それによりDIC(播種性血管内凝固症候群)が起きているかもしれないと説明を受け、合点がいくのでごるびーを連れて行った。血液検査はさらに悪化していた。その日にまた即入院し、点滴と抗生剤で敗血症の症状を抑え、DICの血液凝固の反応を防ぐヘパリンの注射で対処してもらった。その日から6日間の更なる入院生活が待っていた。

 

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翌日DICの症状はおさまったものの、なぜ腎不全や貧血、低血糖、敗血症(らしき症状)などがおきたのか、原因が解らない。調べたくてもごるびーの調子があまりにひどいものだったので検査が出来ない。

 

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毎日見舞いに行き、そこではごるびーとしばらく過ごさせてもらえ、その度にスケッチをした。
25日にレントゲンでの検査では小心症になっているとの診断が出た。目の手術をするためにステロイド剤の投与量をかなり急なスピードでさげてゼロにしたのが原因かもしれないとの事。小心症をおこすのは副腎皮質機能低下症のためで治療にはステロイドの投与が大事になるが、敗血症の治療を優先させ、そちらが良くなった時点でステロイドの投与をしようとのプランがたてられた。

 

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26日のこの日はこちらの病院は休診日だったが、お見舞いをさせてもらいまたスケッチをした。

 

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その日の夜、病院から電話があり、強制給餌中にごるびーが癲癇発作をおこしたため、(休診日だったが)スタッフが駆けつけ、念のため血液検査もしたところ一時持ちかえしたかに見えた腎臓、血液(貧血)、血糖の数値がどれも悪化しているのでその夜は応急対処し、翌日に輸血をしようという説明を受けた。

 

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スタッフの方のお宅のにゃんこさんから血をいただきごるびーに輸血してもらった。血液の濃さが上がり、後日いくつかの検査がされた。

 

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この日は血液の濃さ的にはクリアだが、腎臓機障害がまた進行しているとの事。また新たに、処置や強制給餌中に癲癇症状が現れ、どうやら脳のトラブルが起きているとの説明を受けた。発作が起きるのが危険なため、うかつに餌やりが出来ず、また静脈注射のための処置もできなくなり、次の日まで点滴がなされずにいた。

 

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Gorby_0629122 (6月29日)
この日、このままだと餌やりが出来ないので、食道チューブを取り付け、外から安心して胃袋に餌やりできる手術をし、また静脈への点滴処置も麻酔の効いている間にできるのではとの提案をされたが、弱った体への麻酔のリスクはかなり高く、麻酔の最中に亡くなる可能性もあるとのことから、それはやめ、むしろ自宅へひきとり、静脈への24時間点滴ではないが、皮下点滴と注射を往診でしてもらう事にした。餌はなんとか時間をかけながら自宅でリラックスしてもらい、食べさせる事になった。

 

そして、もしや、貧血や腎臓機能障害は全身性エリトマトーデスSLEなのではないかとの診断をされた。
そのため自宅に戻ってからは免疫抑制治療として経口の薬を投与することになった。

 

2012年6月23日 (土)

猫のぶどう膜炎その20 5泊6日の入院から帰還後の夜は・・

何度も体位交換、寝苦しそう。水はよく飲むしおしっこも出ているが、食欲がなく、強制給餌した数時間後の夜中にまた吐いてしまった。どう見ても回復している様に見えない。

 

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そして今朝は地元の動物病院で、吐き止めの薬だけ処方してもらった。

 

2012年6月22日 (金)

猫のぶどう膜炎その19 5泊6日の入院から帰還

左目摘出手術を受け、退院してから一週間で徐々に食欲を無くしていたごるびーが急性腎不全とわかり、地元の獣医にて24時間静脈へ点滴するため入院、毎日血液検査を受け、だんだんと腎臓の具合の数値がさがり、今日ようやく退院した。眼摘入院後の更なる体調悪化によるさらなる入院、狭い檻のなかでエリザベスカラーをつけられ、常に腕には注射針が入っていて、毎度血液検査のため注射されるというストレスと恐怖を味わったごるびーはすっかり運動ができなかったのもあり歩行がおぼつかない。とにかく退院し、エリザベスカラーもとれ、好きなかっこうで爆睡できる姿を見、こちらもひと時ほっとしたが・・・・・。帰って来たばかりのときは食欲があったがその後また食欲がなくなった・・・
入院する前より弱ってさえ見える・・・・


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2012年6月17日 (日)

猫のぶどう膜炎その18 食欲無くなる、腎臓の数値悪化

やっと手術後一週間が経ったばかりなのだが、ごるびーが、どうも吐くのが治まらず、処方された抗生剤と胃薬と痛み止めのうち後者2種を(胃を荒らす原因になっている可能性があるため)与えるのを止めても日々食欲が落ちて来たので(以前から行っていた獣医で)血液検査をしたところ、腎臓の機能がかなり悪くなっていた。即、入院し24時間静脈への点滴を3日間することになった。どうか良くなって元気に戻って来てもらいたい!

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2012年6月13日 (水)

猫のぶどう膜炎その17 新しいカラーを買ってみた

あまりにうごきにくそうなので、こんなドーナッツ型のを買ってみた。これだと動きやすそう。でもちょっと後ろ足で耳を掻こうとすると患部に届きそうでドキドキしたり。

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