次の日の朝、宿ではプロテイン豊富な数々を出していただいた。もちろんキレイに全部いただきました。

この日の午前中は、天草スケッチグループのメンバーの一人、なかすさんがヨットをお持ちで、セーリングに連れていってくれました。クルーザーに乗ったことはありましたが、ヨットは初めて。しかもこの日はなかなか風が強くて波も高く、かなりの揺れを楽しむことができ、一緒に行ったマヤさんはちょっと怖がっているようでした(?)が、私はこの機会を逃すものかと描けるだけ船長の勇姿を記録してみました。
前日の飛行機も雨雲の中、揺れて到着したので海の揺れも楽しむことにして、船長の腕を信じて描いたのがこれ。

その後、ヨットの船着場付近で貝の化石がついた石がたくさん置かれているところがあり、そこで化石発掘タイムを過ごした後、なかすさんとはお別れして、またマヤさんの車であちこちをみて回りました。海の眺めのいいレストランBlue Gardenではカラフルなせんだごぜんざいと、マヤさんが食べていた天草ちゃんぽんを味見。窓外の暴風の海を眺めつつまったり。店のご主人がコーヒーをご馳走してくれたり、マヤさんに大根をプレゼントしたり、気前のいい島のお付き合いを垣間みました。
次に海辺にあるのロッジを見学させていただきました。雰囲気が素敵で、海があり、庭にテントで宿泊もできるとか。大勢で泊まりがけでスケッチ会ができるね、なんて妄想トークで盛り上がります。

そして、次の日のワークショップの会場になるさきつに到着し、集合場所や、どのアングルから描くか、雨ならどこに行くかなどをチェックして歩きました。

お昼に弁当を食べるようにと使用許可をいただき、ワークショップのポスターを貼ってある建物。

鳥居越しに見えるさきつ教会。実はこの鳥居のすぐ側にある古い建物がかつての教会の役割を果たしていた集会所だったとか。
さきつ教会は新しく建てられたものだそうです。

可愛らしい教会は地域に馴染んでいて、クリスマス飾りも華美でなく暖か。

マヤさんと、テストスケッチしていたら、雪混じりの雨が。

これからディテールを描き込みたかったところですが、雨によりここまで。でも、現場の空気が絵に閉じ込められた気がします。
帰りがけ、人懐こい犬を飼っている方に出会い、お話ししていたら、美味しいから持っていきなと私たちに3つづつみかんをくれました。そんな気前のいい人がいるのどかな雰囲気が素敵です。

その後、夕飯をとりにマヤさんとお子さんと、珊瑚礁という名のカレー屋さんへ。湘南にも同じ名前のカレー屋さんがありますが。
私がいただいたのが、地元で取れる粒牡蠣のカレー。絶品でした。粒牡蠣はたくさん撮れたとしても殻から取り出すのが大変なのだとか。
このお店では決まったところから取り寄せているのだそう。

その夜に、Rainという名の喫茶店で、次の日のワークショップには出られない中学生で、スケッチ会によく参加するという女の子3名と、マヤさんの息子さんたち2名でドリンクアンドドローのスタイルのスケッチセッションをしました。ありがたいことに場所は貸切状態で使わせていただけ、さらに飲みのもも用意していただけました。感謝です。みんな素直で熱心で、言わんとしたことをよく聞いてくれました。
これでワークショップの直前の練習にもなりました。マスク越しに喋り続けると息が切れるもんだと実感。
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